自分のクレジットヒストリーを確認してみる
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どうも、フランキーです。
以前にクレジットヒストリーに関する記事を書きました。
私自身は信用情報機関からの開示情報を入手したことがなかったのですが、自分の信用情報はどうなっているのか気になったので、CICのサイトから取り寄せてみました。
開示手順はCICのサイトに詳しく書いてあるのでここでは割愛しますが、スマートフォンでも開示できますからお手軽です。
興味にある方はのぞいてみてください。
開示申請するときには、名前や住所はもちろんですが、電話番号を入力する欄が複数あります。クレジットカードの情報は主に電話番号に紐ついているみたいですね。
あとは運転免許証の番号も記載できました。
私も何回か引っ越しをしていますし、いつの時点で作ったクレジットカードがあるか調べるのも大変だったので、自宅の番号のほかに携帯電話、前の住所での電話、実家の番号など覚えている限りの電話番号を登録して申請をしました(笑)
申請すると1分もかからず自分の情報が開示されます。早い!
すぐに情報が出てくるのには驚きでしたが、信用情報ってちゃんと登録され把握されているんですね。。。
データはPDFのデータでダウンロードできます。
データダウンロード時はCICの情報開示の電話に掛けて聞いたパスワードと開示料金(¥1000)の支払いに登録したクレジットカードの有効期限を組み合わせたパスワードを入力しないとダウンロードできませんので、セキュリティは保たれています。
またPDFファイル自体にもパスワードロックがかかっていますからご安心ください(笑)
表紙はこんな感じのファイルで、私の場合トータルで33ページもありました。
クレジットカード持ちすぎかな?!(笑)
でもよく見てみるとすでに解約したカードの情報も載っていましたので、現時点所持しているカードは15枚ほどでした。
それでも多いか(笑)
では、さっそく私のメインカードについて見てみましょう。
ちょっとドキドキしますね。。。
一番上に登録元の会社が記載されています。
カードはダイナースクラブなのですが、今の運営会社は三井住友トラストクラブなんですよね。
では赤枠で囲った①から見ていきましょう。
契約の内容で、「カード等」とあるのはクレジットカードの契約についてです。
商品を分割払いで買う契約をした場合は、「個品割賦」と記載されます。
ちなみに私は携帯電話をNTTドコモと契約していますが、携帯端末を購入するときは2年分割払いで購入していました。そんな契約もこの信用情報に記載されていました。
支払い回数に「リボ」とあるのは、リボ払い可能なカードには記載があるようです。
極度額とは、そのクレジットカードで使える最大の金額です。
もしキャッシング枠をもっていると、「内キャッシング枠」の欄にキャッシング可能額が記載されます。
キャッシング枠が0円でもカードにキャッシング機能がついている(つけられるカード)だと「商品名1」の欄に、「キャッシング付」という記載がされます。
極度額が100万円とあります。
「あれ?ダイナースってカードの限度額なかったんじゃなかったっけ?」
どうやらここに記載されている金額は、一回払いを除く金額、ここではリボ払いの限度額が記載されているようです。
調べてみるとここら辺の記載の仕方は、カード会社により異なっているようですね。
あと、ダイナースやアメックスで限度額が無いなんて一般的にはいわれていますが、一応クレジットカード会社も馬鹿じゃありませんから、金額無制限で使い放題っていうことはありません。
もし契約者が年収500万として、カードで3億円決済して自己破産したら、残債はカード会社の負担となってしまいますからね。
基本的には契約者の年収以上の利用限度額は設定されません。利用限度額はその人の返済能力により変わってくるということです。
ダイナースの場合は、果てしなく利用限度額が高いので、普通の使い方をしていればまず限度額に達することがなく、まるで限度額がないと錯覚してしまうということみたいです。
ちなみに極度額のところが「NNNNNN」と記載されている場合があります。
これは、同じクレジット会社で2枚以上のカードを契約している場合の2枚目以降のカードに記載されます。
つまり、カードごとに極度額が設定されるわけではなくて、1つのカード会社の契約に対して個人の極度額が決まっているということです。
なので、カードをたくさん持っていればそれだけたくさん決済に使えるわけではないので気を付けましょう(笑)
では枠の②のところを見てみましょう。
ここは、報告日時点での請求額、入金額、まだ支払いの完了していない残債額が記載されています。
ここで注意すべきポイントは、「返済状況」のところです。
ここに「異動」と記載されていると、
・長期の支払いの遅れ(61日以上または3か月以上)が生じているもしくは生じていた
・契約者の代わりに保証会社が支払いをした
・裁判所が破産を宣告した(破産手続開始が決定した)
ことを示しています。
これが記載されるとクレヒス的にはかなりやばい(ブラックリスト)ので気を付けましょう。
終了状況の欄に、「完了」とあれば、クレジット会社の支払いが完了して、契約が終了したことを示しています。カードであれば解約すると完了と記載されます。
でも、「解約したカードの情報がなんで載っているの?」と疑問に思う方もおられるでしょう。
いいところに気付きましたね(笑)
CICの信用情報はカード契約が終了してから5年間は保管されます。
もし支払い遅延などが生じて、その後はちゃんと支払いしてカードを解約したとしても5年間は支払い遅延が生じた記録が残ってしまうわけです。
なので、次に新しいカードを作って心機一転ちゃんと支払って頑張ろう!と思っても、カード会社は過去の支払い履歴も把握しているので、新しいカードが契約できなかったり、極度額が低く設定されたりするのです。
もしブラックリストに載ってしまった場合、5年間はカード申し込みは控えた方がいいといわれるのは、この信用情報が消えるのを待つ期間なわけですね。
③のところを見てみましょう。赤枠の上の部分、割賦販売法の登録内容とあるのは、分割払いで購入した商品等の残債額が記載されます。
先ほど書いた携帯電話の契約などもこれにあたります。支払い遅延が生じるとここにも記載されてしまいます。
赤枠で囲った、貸金業法の登録内容というのが、クレジットカードやキャッシング、消費者金融等の利用した金額が記載されます。
④のところはクレジット会社等への支払い状況が記載されています。
$マークがついているところは、請求通りに支払われたことを示しています。
とりあえず、遅延なく支払っていますのでほっと一安心です。
マークは下記のように分類されています。
基本的に支払いに問題がなければ、「$」か「―」か空欄が記載されるはずです。
今回初めて自分の信用情報を取り寄せてみましたが、とりあえずクレヒス的には問題なさそうでよかったです。
また、使っていない放置プレイになっているカードを見つけられたり、不必要にキャッシング枠が設定されているカードを見つけることが出来ました。
最近は、ポイントカードにしろ何かとクレジット機能がついていたりして、知らないうちにカードが増えてしまったりしますが、所有しているカードについて一括で内容が把握できたので、解約や利用限度額の変更の見直しをかけるのには良い機会になりました。
みなさんも一度、信用情報取り寄せてみてはいかがでしょうか?