株主優待をお得にゲットする方法

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どうも、フランキーです。

私は株式投資初心者ですが、株主優待などを楽しみに投資を行っています。

優待タダ取りなど聞いたことがあるかもしれませんが、株価の上下に影響されることなく投資して株主優待を得ることが出来ます。

その手法について書いてみたいと思います。

 

証券会社の口座を作ろう

まずはここからですね(笑)

証券会社の口座もポイントサイト経由で作れば、ポイントの貯まるのでお得です。

例えば私がメインで使用しているSBI証券は、ハピタス経由で口座をつくると4000ポイントもらえます。4000円(4000マイル分)ですから見逃せません!

  

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証券会社はたくさんありますし、手数料や提携の銀行など使い勝手がそれぞれ特色がありますので、自分に合った証券会社を探してみてください。

 

どうやって株主優待をGETする?

私が使用しているSBI証券を例に説明したいと思います。

まずは証券会社のWEBサイトからどんな株主優待があるのか調べてみましょう。

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画面上部にあるメニューから、「国内株式」>「株主優待」と選びましょう。

株主優待はこちらというボタンがあるのでクリックします。

 

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そうするとこのような画面が出てきます。

画面左側のメニューで、

  • 優待内容
  • 権利確定月
  • つなぎ売り
  • 必要金額
  • こだわり条件

について、条件を決めてピックアップすることが出来ます。

ここからお好みの株主優待をチェックしてみましょう。

 

気に入った優待のある企業の株を購入する

気に入った優待を見つけたら、株を購入してみましょう。

もちろん投資するお金は必要ですので、そこは準備してください。

「株買って株価が下がったら損しちゃうじゃない!」と思う方もいると思いますが、そこにはワザがあるんですよ(笑)

後ほど書いていきますね。

 

株主優待を得るには現物で株を購入する必要があります。

信用取引という株の購入方法もありますが、信用取引では優待はもらえません。

これは、証券会社の担保となっており自分の名義にはならないので、株主名簿に載らないんですね。

ですので資金も現物で買える金額が必要となってきます。

 

権利月最終日までに購入する

どのタイミングで株を購入するかですが、権利付き最終日までに購入しましょう。

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例えば、2017年6月であれば27日が権利付き最終日ですので、27日には購入しましょう。

権利確定日は30日になっているので、30日に購入すればいいのではないかと思うかもしれませんが、株主名簿に載るためには株購入後3営業日が必要となります。

ですので、権利確定日の3日前に株を購入する必要がありますのでご注意ください。

 

つなぎ売りで優待タダ取り

株価はご存知の通り常に上下しています。

先にも書きましたが、株を購入したとたん株価が下がることも十分あり得ます。

つなぎ売りとは、現物の買いと同時に信用の売りも建てることです。

以前、FX取引についても書きましたが、買いポジションと売りポジションを同時に建てるのと似ていますね。

 


つなぎ売りをすることで、株価がもし下がってしまっても、現物買いと信用売りの利益は相殺されますので、株価の上下を気にすることなく権利確定日を迎えることが出来ます。

これがいわゆる優待タダ取りと言われている方法です。

 

権利付き最終日に現物買いと信用売りの両方を建てて、権利確定日に株を所有していることになっていれば、無事に株主優待をGETできます。

つまり、権利付き最終日だけ株を所有すればいいんです。翌日に株は売却してしまって構いません。

株主優待目的であれば長期で保有しなくてもOKですからね。

 

タダ取りと書いたのですが、厳密には株の売買手数料がかかりますので完全に無料というわけにはいきません。ただ手数料は証券会社により違いますが数百円ですので、それを差し引いても優待をもらう方がお得なんですよね。

 

つなぎ売りできない銘柄もある

全ての銘柄でつなぎ売りができるかというと、そうでもないんです。

貸借銘柄に指定されている株でないと、信用売りが残念ながらできません。

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SBI証券でのとある銘柄の画面ですが、信用データのところの赤枠で囲った「信用/貸借」欄を見てみると貸借対象の銘柄であるか分かります。

 

一般信用取引と制度信用取引とは 

新規売り(空売り)が出来る銘柄を見てみると、一般信用取引と制度信用取引が選べることがあります。さてこの2つはなんでしょうか?

 

一般信用取引は、証券会社と投資家の間で契約する取引で、金利や返済期限などは証券会社が取り決めます。こちらの取引では逆日歩(品貸し料)が掛からないので、株主優待目的で信用売りをする場合はこの一般信用取引を利用します。

逆日歩については後ほど書きますね。

 

制度信用取引は、証券取引所の基準を満たした銘柄のみができる取引で、金利は一般信用より安く、返済期限は6か月と決まっています。

証券取引所が認めた銘柄なので、信頼できる銘柄が揃っているのが特徴です。

金利が安いのなら一般信用より制度信用の方が良いのでは?と思うかもしれませんが、逆日歩(品貸し料)というものが掛かる場合があります。

 

逆日歩とは 

「逆日歩」・・・最初、なんて読むのか私は分かりませんでした(笑)

ぎゃくにっぽ? さかひほ?

これ「ぎゃくひぶ」と読みます。別の言い方では品貸料とも言います。

信用取引で売り建てが多くなった場合に、証券会社があらかじめ持っている株式より多くなってしまう場合があります。その時に、証券会社が投資家に貸し出す株式を日本証券金融株式会社(日証金)や機関投資家などから調達するんです。

その時に発生した費用が逆日歩(品貸料)となります。

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権利確定日付近では人気の優待がある銘柄では、優待タダ取り目的で信用売りをする人が多くなるので、貸し出す株式が不足する事態になることが多々あります。

一般信用枠がすでにいっぱいで利用することが出来ず、制度信用枠が利用できる場合もありますが、この逆日歩がかかる可能性があるので注意しましょう。

可能性がある・・と書いたのは、逆日歩はその日の取引が終了しないと、どのくらいの逆日歩(品貸料)が発生するのかわからないんですよね。

 

場合によっては、かからない日もあれば、優待の金額以上の逆日歩が掛かってしまい、優待タダ取りのつもりがそれ以上の金額を支払うことになる場合があります。

品貸料については日証金のWEBサイトで調べることが出来ます。

品貸料率/融資・貸株残高 |日本証券金融株式会社|貸借取引情報

 

またSBI証券のWEBサイトでは下記で確認できます。

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ここは私の経験談なのですが、優待が8000円相当だったのに、制度信用売りをかけて逆日歩が5000円ほど発生し、実質の得をしたのは3000円相当になってしまいました。

まぁ、まだマイナスにならなかったので良かったですが、場合によっては優待をとる意味がなくなってしまいますのでご注意ください。

 

どのくらい信用売りが出ているのかについては、その銘柄の信用データを見てみてください。これで逆日歩が発生するのかは事前にはわからないのですが、目安にはなると思います。

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信用売残とは、信用売りをしてまだ返済買いをしていない数量で、

信用買残とは、信用買いをしてまだ返済売りをしていない数量です。

 

貸借倍率は、信用買残 を 信用売残 で割った値です。

これらのデータをみると信用売りがどれくらい出ているのかが分かります。

 

株主優待についていかがだったでしょうか?

逆日歩のことなど考えると、簡単にタダ取りできるというものではありませんが、うまく運用すれば株主優待を楽しむことが出来ます。

もちろん、その銘柄が好きで信用売りをせず現物買いだけで持って行くのもアリだとおもいます。この場合は逆日歩も信用取引の金利も発生しませんからね。

 

良い銘柄を探して、株主優待を楽しんでいきましょう!

 

私が過去にゲットした株主優待はこちら